子供のアトピーの特徴
幼児・学童期の子供の湿疹は、ほとんどがアトピー性皮膚炎といわれています。特にひじやひざの関節部分の炎症がひどくなります。炎症が2ヶ月以上継続した場合アトピーを診断されます。
乳児期のような水分を含んだ湿疹から、皮膚が厚く、硬くなり、ざらざらした状態(このような状態を苔癬化(たいせんか)といいます)になります。
これは繰り返し湿疹ができることが原因です。苔癬化した肌は、毛穴がつぶれ、保湿の為に必要な汗をかくことが上手にできなくなります。
汗をかかない肌はさらに乾燥し、新陳代謝が鈍くなるので、ますます症状が悪化します。
運動靴皮膚炎(ズック靴皮膚炎)という皮膚炎があるのですが、アトピーの子供がなりやすいと言われています。
進行してしまうと、強めの薬による治療を必要とすることもあるようです。症状は足底の末梢3分の1のところが軽度に発赤し、乾燥してかさかさとなり、皮膚に亀裂を形成します。靴の中に入り込んだ砂による刺激のためとに起こるともいわれ、砂かぶれ皮膚炎とも言われます。
ときおり、子供でも水虫を発症します。水虫の場合に運動靴皮膚炎と誤ってステロイドを塗ると、症状が悪化しますので、自己診断せずに医師に相談してください。
入浴に関する注意点
幼児・学童期の子供は、一人で入浴することも多くなります。炎症の起こっている部分はお湯がしみる事も多く、きちんと体や頭を洗えていないこともあるでしょう。
石鹸などを使用しなくても、お湯に浸かるだけでも、汗や汚れはある程度流されますが、先ほども申しましたように、お湯はしみるのできちんと浸かっていないことも考えられます。
汗やほこりなどの汚れが付いたままの状態では、肌の状態が改善しにくいので、そのことをきちんと説明し理解させて、正しい入浴習慣を付けてあげて下さい。
入浴によって、新陳代謝を促したり、汗をかくことのできる毛穴にしてあげる事で、保湿効果や新しい皮膚への生まれ変わりを助けてあげる事ができます。周囲の人が一緒に入浴し、楽しく過ごす事もアトピー改善の方法です。




