アトピーと乾燥の関係
乾燥は、「アトピー素因と言う遺伝子を持っていること」「アトピーを発症しやすい環境(食べもの・空間・ストレス・衣類など)が身近にあること」に並ぶ、アトピーの三大原因の一つです。
アトピーの肌は、保湿成分であるセラミドが少ないという皮膚の生理学的異常が原因しているために乾燥しています。健康な肌の人と比べると、セラミドが8分の1程度しか生成できないと言われています。
セラミドの特性として、乾燥した肌では生成されにくいという性質があります。
体質的にセラミドの生成量が少ないことが原因で肌が乾燥し、肌が乾燥していることが原因で、本来生成されるべき量のセラミドが生成されずにより乾燥が進行するという悪循環がアトピー肌の悪化の一因となっています。
セラミドを健康な肌並みに生成するには、遺伝子レベルでの治療が必要になるので、現在のアトピー治療としては現実的な物ではありません。
では、現在できることは何かと言うと、セラミドを生成する力を最大限に引き出すために、保湿を入念に行うことです。
アトピー素因を持っていても、潤いがあり、バリア機能がきちんと機能している肌を保つことができていれば、アトピーは発症しにくいといわれています。
ただし、潤いのある健康な肌を保つ為には、保湿だけでは足りません。十分な水分と栄養、睡眠をとり、適度な運動も必要です。
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