アトピーの人の体質改善法
アトピーの人の体質とは、乾燥体質とアレルギー体質の2つを指します。
《乾燥体質の改善方法》
乾燥体質の改善には必要量の水の摂取が必要です。水の摂取量が少ないことで起こる不調は、乾燥、便秘、発汗不足、血行不良、代謝不全など。他にも様々な不調の原因となりますが、前述した不調は全てアトピーの関係するものです。
体格差や男女差は有りますが、特に運動をしなくても、成人で約2300ミリリットルの水分を排出すると言われているので、最低限排出する水分と同程度の水分は摂る必要がありますし、体質改善を心がけるなら少し大目の水分を摂りたいですね。
食事からの水分摂取で約1000ミリリットル、水だけで1000~1500ミリリットル程度が必要といわれていますが、野菜の摂取量が不足していると、1000ミリリットルの水分は摂れていないと思われます。食事ごとに野菜を多く摂るように心がけると良いでしょう。生野菜が苦手な方は、温野菜にすると味も深みが出ますし、量的にも生よりも多く食べる事ができます。
水を飲むときに気をつけて欲しい事は温度です。夏場などは冷たい水がおいしく感じられますが、内臓を冷やしてしまうと、自律神経が乱れや代謝不全の原因になり、アトピーが悪化する可能性もあります。
できれば常温以上の温度の水を飲むようにしていただきたいです。
乾燥した肌を潤すには、水分をしっかりとることが一番ですが、それだけでは足りません。身体の機能を正常に保つ為には、十分な睡眠と適度な運動も必要です。
《アレルギー体脂質の改善方法》
腸内環境の整備し免疫力を高める、抗酸化物質による活性酸素の除去、免疫システム(ヘルパーT細胞のTh1とTh2)のバランスを調整する、脂質を代謝する機能を高めることがアレルギー体質の改善につながると言われています。
過食や高カロリー、高脂肪によって腸に負担がかかり、免疫力が低下しています。外食やテイクアウトを減らし、野菜を多く取り入れたメニューにするだけでカロリーや脂肪の摂取量は抑えられます。
整腸作用のある野菜なら更に腸には優しい物となります。食品添加物も腸に負担をかけているので、そちらも注意して下さい。
最近の研究で、活性酸素がアトピーに関わっている事がわかってきました。活性酸素は、ウイルスや細菌から体を守るという役割を持っています。しかし、体内の脂質と結合し過酸化脂質となり、過酸化脂質は体内のたんぱく質と結合します。その結合体を体はアレルゲンと判断してしまう為にアトピー症状が起きていると言われています。
活性酸素を増やさない為には紫外線に注意する事が必要です。
活性酸素を除去する為には、抗酸化作用のあるビタミンA・C・E、亜鉛、セレンなどのミネラル、ポリフェノールなどを多く含む食事を摂るのがお勧めです。
アトピーの人は、Th2が亢進している状態が多く、Th1を活性させる、あるいはTh2を抑制することで、Th1とTh2バランスを調整します。
Th1を活性させる食材は、納豆菌、乳酸菌(キムチ含む)、キノコ類などです。肉、卵、魚、魚卵などのたんぱく質の摂り過ぎがTh2を活性していると言われているので、偏っているなと思われる方は、野菜の量を増やしバランスよく食事を摂るようにして下さい。
アトピーの人は 脂質・糖質の代謝が悪いと言われています。脂質・糖質の代謝を活発にする為には、ビタミンB群の摂取がお勧めです。アトピー改善の為にも、過剰な脂質や糖質の摂取を避けましょう。




