アトピーの症状一覧
アトピーの症状には、湿疹、黒ずみ、かゆみ、乾燥などがあります。以下に、一例をご紹介します。
紅斑・・・赤みのある湿疹
丘疹・・・虫刺されのようなポツポツとした湿疹で1センチ以下のもの
結節・・・ポツポツとした湿疹で1センチを超えるもの。赤黒いことが多い
小水疱・・小さな水ぶくれ
膿疱・・・膿みを含んだ水ぶくれ
湿潤・・・体液や細菌によるジュクジュクとした状態
結痂・・・傷によってかさぶたのできる湿疹
落屑・・・ぼろぼろと皮膚が剥がれる
苔癬化・・皮膚がザラザラになった状態
黒ずみ・・湿疹などの炎症を起こした部分が色素沈着した状態。ステロイドの副作用でも同様の症状も見られる
抹消の循環不良・・手足の冷え、手足の動きが鈍くなる
ヘルトゲ兆候・・眉毛の外側が薄くなる
白色皮膚描記・・赤みを帯びた肌を軽くなぞると、その後なぞったあとが白くなる
運動靴皮膚炎・・足底の末梢3分の1のところが軽度に発赤し、乾燥してかさかさとなり、皮膚に亀裂が生じる
かゆみの閾値の低下・・かゆみに対して敏感になり、少しのかゆみでも非常に強く感じてしまう状態
アトピーは合併症を起こす疾患でもあります。
白内障、網膜はく離、ヘルペスウイルス感染症、伝染性膿痂疹(とびひ)、伝染性軟属腫(水イボ)、円形脱毛症などの合併症が考えられます。
年齢によってアトピー症状の現れる部位や症状は異なります。
乳児期の症状のあわられる部位は、頭や顔に現れることが多く、耳切れと言われる症状が特徴的です。
症状が進行すると背中や胴体部分、腕、足というように下へ広がっていく事もあります。水分を含んだような湿疹が多いです。
幼児・学童期には湿潤ではなく乾燥が激しくなり、ドライスキンといわれる状態になり、繰り返し症状が現れることによる苔癬化も見られます。
首、首の周り、腕や脚の関節部分に発症することが多いです。
思春期以降には、顔、首、胴体、手などの人目に付く部位に症状が現れやすいです。赤みを帯びた湿疹が多いです。乾燥が激しくなる場合や、常に浸出液や細菌の影響でジュクジュクとしている場合など両方があります。
アトピーの治療と段階について
アトピーの治療は症状の程度や年齢、部位に応じた、適切な治療が大切です。
アトピー治療ガイドラインにそって、重症度を皮疹の性状および炎症の強さを皮疹の閉める面積を総合的に見て、軽症・中等症・重症・最重症の4段階で評価します。
軽症:面積に関わらず、軽度の皮疹のみ見られる
中等症:強い炎症をともなう皮疹が体表面積の10%未満
重症:強い炎症をともなう皮疹が体表面積の10%以上30%未満
最重症:強い炎症をともなう皮疹が体表面積の30%以上
より的確に判断する為に、一般血液検査や血清総免疫グロブリンE(以下、IgE)値、アレルゲン特異IgE抗体価、皮膚テストなども参考にします。




